今日のIT業界で注目を集めているキーワードと言えるのが、メタバースです。
メタバースとはインターネット上に構築された仮想空間のことで、オンラインで多数の人と遊べるゲームをイメージするとわかりやすいでしょう。
ですが、メタバースにはゲームのみならず、さまざまなな活用方法が期待されています。
昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、現実世界での行動に制限がかかった際、人々の意識は自然とインターネットの世界に向きました。
多様なオンラインツールとともにVR技術も発展し、仮想空間は単なる現実世界の代替物ではなく、そこでしか体験できないコンテンツの提供場になったのです。
バーチャル空間での交流や音楽ライブなどエンターテインメントが提供されるようになり、それが新たなビジネスシーンの発生にもつながりました。
メタバース空間の構築、その中で利用されるコンテンツの創造、ネット通貨との連携など既存のビジネスの形態を大きく超えた状況が生まれつつあります。
とはいえ、さまざまな企業がメタバースへの参入を求めても、それは一朝一夕に叶うものではありません。
そのため、メタバースの開発に携われるエンジニアの需要が増加し続けているのです。
企業に所属して働くだけでなく、案件ごとに小回りの利くフリーランスのエンジニアも含めて、それぞれ特有の需要が生まれています。
エンジニアはそれに応えられるよう、最新の知識を誰よりも早く身につけることを意識すると良いでしょう。